庭日記
寒中お見舞い申し上げます。
本年もお客様にとってより良い住空間の提案に努めて参ります。
どうぞよろしくお願い致します。
さて、写真は正月に行った軽井沢プリンスの建物の写真です。
婦人画報にも取り上げられた、古き良き建築でした。
周辺の自然と一体となった建築は素敵ですね。
やはり、歳月の経た自然の美には、かないませんね。
今ある自然や物を活かした提案を行っていきたいと思いました。
こんにちは、2019年も残すところあと僅かになりましたね。
みなさんはやり残したことなどないでしょうか?
弊社では年内最後の手入れが終わり、残すは冬化粧の設置と掃除のみとなりました。
冬化粧の準備などをしていると年末が来たんだなと強く感じるのですが、もう一つ年末を感じる作業があります。
それは、「雪吊り」です。降雪地帯では冬の風物詩である雪吊り、金沢兼六園などが有名ですが、
関東ではなじみの薄い文化かもしれません。
東京でも大名庭園などで施されていますが個人邸では少なく目にする機会も滅多にないかもしれません。
冬化粧と同じで都内では枝が折れるほどの積雪は珍しいので弊社では飾り吊りと言われる見た目重視のやりかたをしていますが
数年前に大雪が降った時にはしっかりと機能もしていました。
なかなかやれる環境のない中で毎年雪吊りをやらさせて頂いてとてもいい勉強になります。
年内残りわずか、最後まで油断せず健康に年明けを迎えましょう。
先日、「わらぼっち」の講習会に参加してきました。
わらぼっちとは、寒さに弱い植物を雪などから守るため藁を傘状に編んだ物で雪国では冬囲いと言われ
樹木などに被せる場合もありますが、東京では冬でも雪が降る事は少ないので飾りとしての意味合いが強く、
植物に被せない「空ぼっち」と言う形態も多く見られます。
冬囲いの場合、積雪の重みに耐えなければ行けないので丸太などで骨組みを組んで頑丈に作りますが、
冬化粧の場合は見た目を重視しているので単純な傘状だけでなく色々な形に藁を編んで庭に設置ます。
今回の講習でも基本のボッチはもちろん、講師オリジナルのボッチや藁細工や飾り結びなど沢山の事を教えて頂き
とても勉強になりました。
これから私ももっとバリエーションを増やし冬の庭に花を添えたいです。
前回もウッドフェンス同様の習志野市個人宅様での、ウッドデッキ施工です。
国産材の助成関連事業から、ヒノキのウッドデッキとしました。
弊社施工のパターンで。束石はコンクリートのピンコロ。これに鋼製束で大引きのレベルを取ります。
見た目の関係から、ウッドデッキ外周は、木の束柱としています。
今回の床板のヒノキの厚み45から、大引きピッチは700を基本としています。
ウッドフェンス同様、耐久を上げるため。大引きに板金をかぶせ、その上から基礎パッキンを載せます。
大引きが板金により雨に濡れにくく、基礎パッキンは、床板との通気、このことにより耐久性の向上を期待しています。
床板施工完了後、防腐剤(オスモ クリアー)塗布にて完成です。
国産材(杉・桧)でデッキをつくる→素足
ハードウッド→スリッパ、クロックスなど
樹脂→夏場暑くて歩けない。
私の個人的な感想です。
お客様が望む生活感が大事で。耐久性やお金は、要望第一位にはならないはず。