ワークショップを開催させて頂きます。

環境改善を目的とした拠点を作っています。
この度当計画地にて、ワークショップを開催させて頂きます。森林環境の整備や森林植物から普段の業務に活かせる管理方を学びたい方のご参加お待ちしております。

テーマ:森を観る目、環境を植物から学ぶ <見立て編>

日時:9月7日(土)、9時集合 ( 8時15分から受付開始)
場所:静岡県駿東郡長泉町 (申込された方にご案内します)
参加費:11,000円 (お昼付)
持ち物:筆記用具、カメラ、山歩きのできる服装、飲み物など
申込:DMもしくは、info@yatoen.comへお名前と連絡先お願い致します。

▪️当日スケジュール

9時集合 研修内容説明、自己紹介
9時半から12時 園内植物調査
12時から13時 昼食
13時から15時 園内植物調査
15時から16時 質疑応答など 解散

※当サイトは市街化調整区域での森林環境改善のため拠点をつくっています。今年の4月より、自然素材を用いた浸透貯留舗装工事を開始しました。(役所の指定する調整池の許可を得ました)研修内で見学、説明も予定しています。
また、当研修は2016年より日本緑化センターと共催しました自然再生士実地研修の場になります。

▪️担当講師

高橋寛和 U-Landscape Design(株) 代表取締役
都市公園や自然公園の調査、計画、設計や、森の質と安全を高める樹林地保全管理計画を専門
技術士(建設、環境、森林)

講師より当サイトへの見解

生物多様性において最も重要な要素は、環境の多様性です。多様な環境が多いほど、生息する生き物や植物の種類が多くなります。ここ長泉農場は、農地、針葉樹の斜面林、広葉樹林、本流の沢と谷戸地形、小さい多数の谷戸、池、草地、礫地、茅場など多様な環境がコンパクトにまとまっており、生き物、植物を保全する環境として、大変魅力的な場所です。里山の生き物や植物たちは、人の営み、里地里山の管理と共存する形で、環境へ適用してきました。里山の管理が失われつつある現代において、これらの生き物や植物も絶滅危惧種や絶滅種となりつつあります。
里山管理は、林業や農業の生産が主体であり、周辺環境の草刈等は片手間の作業でした。そのため、極力手間を掛けない形で行われてきており、その部分だけを現代へ再現することは、決して難しい事ではありません。
まずは場所を移動できない植物から環境を観て、その環境に適した最低限の管理手法を導入するだけでいいのです。
そして、それらの多様な環境をゾーンとして把握し、最低限の多様な管理を行う事で、質の高い多様性保全環境が作られていき、同時に森の安全性も高まっていきます。
長泉農場を通して、森を観る目や環境の考え方、管理手法を一緒に学んでいきたいと思います。

#ワークショップ #環境改善 #里山の管理

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